さあ、動き出そう


資金繰り表を活用した経営の実践で、資金繰り表を地道に更新して頂いている皆さんは、今、資金繰り表を地道に更新し、経営指針としていて助かったという実感があると思います。
昨年の初春から現在に至るまで、国、都道府県、市町村で出された最新の補助金、助成金、制度融資の活用を模索することが常態化しています。その際に事業計画の作成を求められても、資金繰り表を地道に更新しているおかげで、今期、来期予測を現実的な計画として容易に数値で示す事が出来ているようです。

計画書としては、数値の根拠になるやるべき施策をアクションプランとして別途作成する必要があります。
多くの経営者は、計画としてやるべき事を口頭で話す、文書として書く事は得意ですが、数値化する事が難しいようです。
まして、新しく計画書を作成するためには、実績履歴を遡って分析し、予測を立てる訳ですから時間と労力がかかります。
即時に業務判断、経営判断を求めらる経営者には不得意だったり、やりたくなかったりしても仕方ないかもしれません。そんな時には、コンサルタントを使う選択もあるでしょう。

さて、いよいよ本業での本格的な立て直しを見据えて行かなければなりません。事業によらない資金の調達を模索する日々が終わる事を自覚しておきましょう。

まずは自分の認識を更新していくためにも、経済指標の数値を確認していきましょう。
このメルマガではGDP速報値と人口統計を中心に中小零細企業に関連する情報を、資金繰り表を活用した経営に賛同いただいております皆様と情報共有するためにお送りしています。

コロナ禍を経て経済指標は、集計する対象の問題で分析に注意しなければならないものが増えてきているように思います。例えば集計対象が曖昧になってしまう失業率などがあげられます。隠れ失業者などの言葉が一般化してしまうような指標は要注意です。他にも、みなし○○、かくれ△△という言葉がある指標は要注意です。

今回はGDP速報値を共有しておきましょう。年率▲5.1%という数値を発表しています。成長率の低迷は、経済循環の停滞とも言い換えられます。お金が今ある場所に滞って流れてない(金融マーケットに滞留している等)、会社(人)から会社(人)に消費としてお金が流れないから循環が悪くなって成長がとまる、若しくは悪化していく。
人の体と似ています。運動不足や病気の原因で血液循環が悪くなれば細胞の活性化がとまり体が悪化して行きます。

コロナ支援の停滞。GDP速報値の結果。これらを踏まえて、今、自らの経営に活かすことは、『動く』という事が改善のためのキーワードになることが見えてきます。


2021年1~3月期四半期別GDP速報 (1次速報値)

Ⅰ.国内総生産(支出側)及び各需要項目

1.ポイント

[1]GDP成長率(季節調整済前期比)

2021年1~3月期の実質GDP(国内総生産・2015暦年連鎖価格)の成長率は、▲1.3%(年率▲5.1%)となった。また、名目GDPの成長率は、▲1.6%(年率▲6.3%)となった。

[2]GDPの内外需別の寄与度

GDP成長率のうち、どの需要がGDPをどれだけ増加させたかを示す寄与度でみると、実質は国内需要(内需)が▲1.1%、財貨・サービスの純輸出(輸出-輸入)が▲0.2%となった。また、名目は国内需要(内需)が▲0.7%、財貨・サービスの純輸出(輸出-輸入)が▲0.9%となった。

2021年1-3月期四半期別GDP速報(1次速報値)令和3年5月18 日(内閣府経済社会総合研究所 国民経済計算部)より抜粋


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